またチベットへ来てみました・レー

ティクセにて


といっても中国に戻ったわけではありません。確かに中国にはチベット文化圏の大部分があるのですが、ここインド北西部ラダック地方にもチベットはあるのです。ガイドブックなどには「本当のチベットはここにある」などと書いてあるので期待してきてみたのですが・・・。

まあ、ある意味本当でした。

中国の、特にラサ付近にはいかにもチベットらしいチベットが漢化と戦いつつ存在しているのですが、ここレーは、何というか自然にチベットが存在している感じ。抑圧されていないからなのか、「俺はチベタンだぜ!」みたいな気負いのようなものはなく、「私はチベタンですが何か?」みたいな感じ。何か「極彩色なチベット」を期待して来てみた者としては少し拍子抜けな感じですが、なんだか温かさみたいなものを感じますし居心地はとてもいいです。もちろんチベタンばかりでなくインド人も居ますしイスラムのモスクもあったりします。だけど、もっと奥地にある村に行ってみたらほんとにチベチベしたチベットが待っているんだろうなあ。


来る途中は5000m級の峠を2つほど超えます。高山病にならなくてよかったぁ…。同乗したチベタンは高山病に苦しんでました。慣れてる人でもなるときはなるらしいです。


レーの旧王宮。ラサのポタラ宮はこれをモデルにして作られたらしい。


この木好きなんですよね私^^乾燥地帯に多いらしく、お気に入りのカシュガル(中国・ウイグル自治区)にもありました。


脱穀した麦わらが積まれていました。遠くには雪山が見えます。


ティクセ・ゴンパは本当に崖の上!


みはらし最高!


ゴンパには立派な弥勒菩薩がいらっしゃいました。


アジアだかインドだかモンゴルだか。いろんな顔があります。


ここ標高3600mレーの町は昼間の日なたはけっこう温かいのですが、夕方になると気温はガクンと落ちて、日が沈むころにはもう寒くて外にでるのが嫌なくらいです。重ね着4枚でもキツイ・・・。ダウンとかもってくればよかった。ので、夜は部屋で布団にくるまってます。おかげで日記がはかどりますが(笑

でも星はむちゃくちゃキレイなんですよ!チベット犬に近づかないように気をつけながら星空観察も楽しいです。

もうすぐ冬がやってくるレーの町。私がいられるのはあとどれくらいかな・・・。