1年ぶりの新疆‐中国・カシュガル

キルギスから中国のイルケシュタム国境




昨年の6月に立ち寄った新疆ウイグル自治区にまた戻ってきました。

1年前はまだ旅を始めたばかりで、旅っていったいなにをしたらいいんだ?って毎日焦っていた覚えがあります。ま、今でも「何をしたらいいか」がわかったわけではないのですが、「特にしなくちゃいけないことは、無い」と考えられるようにはなりました。

今、新しい町に着いたときに自分が楽しみにしているのは郊外の散歩。

どこにいっても都市の中心部の人がいっぱいいるところはあまり好きになれなかったので、町はずれの小さな集落で、お茶でもいただきながらタバコをくゆらすのがお気に入りです。

2度目のカシュガルでとてもうれしかったのは、昨年に道端で出会った少年にまた会えたこと^−^
期待して同じ道を選んで散歩していたのですが、まさかまた会えるとは!しかもちょっぴり成長していて、ハナタレもなくしっかりお兄ちゃんになっているじゃないですか!

上が今回の写真。上に映っている少年。下が昨年の写真で右端の少年です。


彼が覚えていてくれたかどうかは言葉がわからないので何とも言えないですが、たぶん^−^;写真にして持っていけばよかったなとちょっと後悔しています。

いやしかし、会えてよかった。

カシュガルは大きな町なんですが、街中から30分も歩けばすぐウイグル人の集落になるのでけっこう気に入っています。それにこの町でいろんな出会いもあったし、友達もできたし、いろんな思い出があるからかな。


お気に入りの「ウイグル版ところてん?」屋さん

じゃがいも売りの少年たち

カシュガルの地理的な特徴も好きです。キルギスパキスタンタジキスタンへの国境が近く、いろんなところから来た旅人がここに滞在し、通過していく。いわゆるシルクロードの交易で栄えた町であるのもそういった地理的条件があったからだろうし。

自分の旅の中では特に重要な街の一つになりました。