サイクロンの爪痕・の、ほんのかけら‐バングラデシュ‐

壊れかけた家・倒木


チッタゴンからインドへ向かう国境の町ベナポールまでは、電車、船、バスと移動の連続でした。その途中で目にしたのは1週間前にこのあたりを襲ったサイクロンの痕跡。バングラデシュで数千人が亡くなったと聞いていますが、船でデルタ地帯を移動中にその凄まじさのほんのひとかけらをみることになりました。
なぎ倒された木々。陸に上がってしまった船。壊れた家。川岸を埋め尽くすほどの折れた木々の枝…。


水に浮いているのは水草ではなく流れ着いた折れた木々の枝

私たちはコックスバザールにいて難を逃れましたが、サイクロンの凄さは相当なものだったようです。サイクロンのコースが300キロほど東にずれているか、私たちがバングラに入るのが1週間早かったら…と考えるとぞっとします。




バングラデシュ。なかなか楽しい2週間をすごせました。ただ、1日たりとも下痢でない日はなかったですね(涙)
何が悪かったのか、食べ物か、水か。インドのコルカタに戻った途端に下痢は止まりましたのであの国に何かあったんでしょうねぇ…。